現在、日本では障がい者の雇用促進に関する法律により、企業には一定割合の障がい者を雇用することが義務付けられています。この法定雇用率は、障がい者の社会参画を促進し、彼らが自立した生活を送るために非常に重要な役割を果たしています。2026年4月には、民間企業の法定雇用率が2.5%から2.7%へと引き上げられる予定です。しかし、実際には多くの企業がこの基準を達成するのに苦労している現状があります。
株式会社アースは、これまで障がいを持つ方々の「働く場所」を創り出すことを使命として取り組んでまいりました。私たちは、法定雇用率の遵守を単なる義務として捉えるのではなく、社会全体が持続可能で多様性を尊重する社会を実現するための大切なステップだと考えています。障がいを持つ方々が生き生きと働き、自らの可能性を最大限に発揮できる環境を整えることは、企業の社会的責任を果たすことでもあります。
私たちは、利用者一人ひとりのニーズや特性を理解し、それぞれが自信を持って働けるようサポートしています。また、企業や地域社会との連携を深め、障がい者雇用の拡大を図るための取り組みも進めています。具体的には、職業訓練やスキルアップの機会を提供し、障がい者が社会の中で確かな役割を果たせるよう支援を行っています。
社会全体で障がい者雇用を推進し、多様性を尊重する風土を育むことが、すべての人が自分らしく生きられる社会の実現につながります。私たちは、その実現に向けて、引き続き努力してまいります。
最後に、株式会社アースを信頼し、ご支援くださる皆さまに心から感謝申し上げます。私たちは、これからも障がいを持つ方々の働く喜びと成長をサポートし、すべての人が尊重される社会の実現に貢献してまいります。